自転車やモペットの違反も帰化申請の審査になるので漫画で解説

2024年に道路交通法が改正されて、自転車の交通違反の厳罰化、モペットが免許必須になるなど厳格化しました。これにより運転免許を持っていない人も交通違反に気を付ける必要があることをマンガを使って解説します。
無料相談のお申込み

 

帰化申請のご相談~申請手続きまでオンラインでの打ち合わせ出来ます。

当事務所の近くでも遠方でも来所は不要です。

 

ご希望の方にズーム(zoom)のURLを送信いたします。

ご指定の時間にURLをクリックするだけで面談できます。

まずは相談フォームorお電話でお気軽にお問い合わせください。

自転車の罰則強化は帰化申請にも影響あり

自転車の罰則強化は帰化申請にも影響あり

 

この記事は自転車やモペットの厳罰化と帰化申請への影響について
2024年に自転車の罰則が強化され、帰化申請に影響が出るようになります。

 

自転車でも罰金刑になれば、帰化申請は5年以上先になります。
青切符が年2回切られれば、当面は帰化できません。
(青切符は少し先の話だけど)
無免許でモペットを乗って捕まれば…
この様に帰化申請にダイレクトに影響を及ぼすようになりました。

 

 

日本国籍取得するために、素行要件を満たす必要があります。
具体的には税金や社会保険、前科が無いことが求められます。
(要は善良な人に帰化を許可しますよです)

 

素行要件の中には交通違反も含まれます。
概ね青切符が年に1回を超えると帰化は難しくなります。

 

関連記事:帰化申請と交通違反について

 

 

マンガ、自転車の違反と帰化申請

マンガ、自転車の違反と帰化申請

 

帰化申請と自転車・モペットの関係を漫画にしました。
この記事で最低限、言いたいことは記載しました。

 

今までは実務的には車とバイクの違反に注意を払えば問題ありませんでした。これからは自転車やモペット、キックボードなどの違反も検討が必要です。

 

最近の自転車等は性能が良くなり、バイク並みのスピードが出ます。
そんなものが歩道を爆走して、横切られた時は嫌な汗がでることも。
個人的には罰則化は歓迎ですが、帰化申請を取り扱う行政書士的には要件満たさない人が増えるなと思います。

 

2024年の道路交通法改正と帰化

2024年の道路交通法改正と帰化

 

自転車やモペットの交通違反や事故の増加を受けて、2024年(令和6年)に道路交通法が改正されました。
全体的に厳格化され、特に帰化申請に影響がある部分は以下の通りです。

 

  • 自転車の違反で青切符
  • 自転車の酒気帯び運転の罰則化
  • 場合によっては懲役刑
  • モペットは自転車からバイク扱いへ

 

自転車違反での青切符

帰化申請でインパクトがあるのは、青切符の対象になったことでしょうか。
現時点(2024年11月)では施行されていませんが…
2年以内に青切符がスタートします。

 

帰化申請の場合、1年に1枚がギリギリと言われています。
特に直近2年部分は、かなり厳しい取り扱いです。
以前は在日韓国人や台湾人など特別永住者の方は大目に見て貰えた部分がありましたが…
今は普通の外国人と同じで年2枚になるとアウトです。

 

ちなみに青切符の対象は100種類以上あります。
詳細な情報は北海道警察本部のサイトにアップされています。

 

https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/koutuu/jitensya/jitensya-rule.html

 

これを見ると、かなり厳しい罰則ですね。
今まで通りの運転だと懲役や罰金になりそうな項目が並びます。
ちなみにスマホのながら運転も厳しくなっています。

 

酒気帯び運転の罰則化

いままでは自転車の酒気帯びは運転は罰則の対象外でした。
今後はシッカリと罰則に組み込まれています。

 

2024年11月1日からは、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されることに。
飲み会の足に自転車を利用していた人は、バスや電車で帰宅になりますね。
(飲み会で飲まないに変更することも検討)

 

モペットの厳罰化

ペダル付きのバイクと言われるモペット。
見た目はゴツイ自転車の様に見えますが…
モペットは立派な原付です。

 

ノーヘルや免許が必要な乗り物です。
また歩道は走れません。
ペダルを漕いでいるから自転車扱いじゃないので注意が必要です。
違反すると罰金や懲役が待っています。

 

免許ない人も交通違反で帰化不許可リスク

免許ない人も交通違反で帰化不許可リスク

 

今までは運転免許を持っていない人は、帰化の交通違反を気にする必要はありませんでした。
これからは免許が無い人も交通違反の有無を確認することに。

 

青切符を貰った人は、履歴書その2の賞罰欄に記載が必要になる日が来ます。
賞罰欄に記載が漏れると虚偽申請のリスクがあります。

 

関連記事:帰化の履歴書(その2)の書き方と見本

 

帰化申請を考える人は、これまで以上に交通違反に気を配る必要があります。
当分は警察の取り締まりも厳しくなると思われます。
昨日までは大丈夫でも、今日は大丈夫とは限りません。

 

弊所は交通違反で帰化を断念せざるを得ない人を多く見てきました。
交通違反で人生プランが壊れた人も居られます。

 

例えば、将来、警察官を目指して猛勉強している外国籍の人がいました。
消防官と警察官は国籍条項があり、日本国籍が無いと受験すらできません。

 

関連記事:外国人が消防官になるには

 

この人は審査中に交通違反を起こしてしまいました。
その結果、帰化申請を取り下げることに。
再申請は5年ほど先になり、帰化できる時には年齢制限オーバーで受験資格が喪失することに。

 

この様に帰化許可申請が出来ないことで、残りの人生プランが大幅に狂うこともあります。
特に自転車は自動車の様に免許も交通ルールを本気で勉強する機会やモチベーションが乏しい部分があります。
自転車の運転には気を付けて頂ければ幸いです。

 

以上が自転車やモペットの違反と帰化申請についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の帰化申請(日本国籍取得)や在留資格の取得・維持管理。

年間相談件数は、500件を超える。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

【運営サイト】

 

帰化許可申請サポート

 

永住許可申請サポート

 

経営管理ビザ申請サポート

 

配偶者ビザ申請サポート

 

建設業許可申請代行

 

相続手続き・遺言書作成サポート

 

無料相談のご予約

行政書士やまだ事務所の電話番号