ねんきん定期便を失くした時の帰化申請での対応

ねんきん定期便を失くした時の帰化申請での対応

帰化申請では、年金の確認のために直近のねんきん定期便のハガキが必要です。定期便の葉書を紛失したとは、再発行もしくは被保険者記録回答票という書類を提出で対応することが多いです。
無料相談のお申込み

 

帰化申請のご相談~申請手続きまでオンラインでの打ち合わせ出来ます。

当事務所の近くでも遠方でも来所は不要です。

 

ご希望の方にズーム(zoom)のURLを送信いたします。

ご指定の時間にURLをクリックするだけで面談できます。

まずは相談フォームorお電話でお気軽にお問い合わせください。

ねんきん定期便を紛失した。

ねんきん定期便を失くした

 

この記事は帰化申請でねんきん定期便を紛失した時の対応について。
結論から言うと、定期便の代わりになる書類を用意します。

 

 

帰化申請には年金加入の要件があります。
直近2年程度の加入記録がチェックされます。

 

関連記事:帰化申請と年金について

 

厚生年金など会社から引き落としされている時は、特に問題はありません。
以前に比べると少なくなりましたが、国民年金だと払い忘れや未加入の方も…
この時は未払い分を支払い、さらに2年から3年ほど支払い実績の積み上げが必要です。

 

帰化申請で年金の加入記録は、ねんきん定期便の提出で証明します。

 

関連記事:帰化申請の必要書類一覧

 

ねんきん定期便とは、年金の加入記録が書かれたハガキです。
1年に1回郵送されて来ます。
青色の圧着式のハガキです。

 

キチンと残している方は、両面をコピーして2部用意するだけです。
問題は定期便のハガキが残っていないことが多いです。
(日本人でもパッと見て捨てる人が多い)

 

定期便が必要になるケースは、帰化申請くらいなので、処分してしまうのは致し方ない部分もありますかね。

 

帰化申請では必要になるので、帰化を考えている方は、ねんきん定期便は捨てずに保管しておきましょう。

 

ねんきん定期便の紛失時の対応方法

ねんきん定期便の紛失時の対応方法

 

ねんきん定期便を持っていない場合の対応方法は以下の2つあります。
法務局によって対応が違うケースもあるので、準備する前に法務局で相談をお勧めします。
(行政書士に依頼している方は、担当行政書士に)

 

  • 次の定期便が届くのを待つ
  • ねんきん定期便の再発行
  • 被保険者記録照会回答票の入手
  • 純粋な会社員だと保険証だけでも良いことも

 

帰化申請のタイミングにもよりますが…
大体は次のハガキが来るのを待つか被保険者記録回答票を入手するになります。

 

次のねんきん定期便が来るのを待つ

一番手間が掛からない方法です。
(ただ待ってるだけで良い)

 

申請のタイミングが、誕生日の近くにある場合は特に有効です。
ねんきん定期便は、対象者の誕生月に届きます。
例えば7月生まれの人なら、7月にポストに入っている形です。

 

申請が誕生日から遠い時は、あまりお勧めできないです。
ねんきん定期が来るまで1年近く待つのは、どう考えても不合理です。

 

ねんきん定期便の再発行

次の方法は年金事務所に再発行してもらう方法です。
ハガキタイプの定期便は、再発行可能です。

 

方法は日本年金機構の「ねんきん定期便専用番号」に電話。
もしくはねんきんネットで再発行の依頼をかけるかです。

 

詳細はねんきん機構のサイトをご確認ください。

 

https://www.nenkin.go.jp/faq/nteikibin/teikibin/tetsuduki/20140602-01.html

 

ハガキ版の再発行には、2か月から3か月かかります。
手段としては存在しますが、現実的な手法ではありません。
この様な方法も有ることを説明しただけです。
(被保険者記録回答票を取得した方が早い)

 

被保険者記録照会回答票を入手

被保険者記録照会回答票を入手して帰化申請

 

もう一つは、被保険者記録照会回答票を提出する方法です。
この書類は国民年金と厚生年金、共済年金の加入歴が書かれたものです。
上記の画像が書類の見本になります。

 

どこの会社で何年から何年まで働いて、年金加入期間はいつまで入っていたかが分かります。
ちなみに他の許認可でも在職を証明する為に使用される書類です。

 

入手方法は、郵送か電子の2種類あります。
郵送の場合は、管轄の年金事務所に電話することで1週間から2週間後にご自宅に届きます。
もしくは年金事務所の窓口に申請書を提出する方法もあります。

 

被保険者記録回答票は、電子(PDF)でも入手可能です。
こちらはねんきんネットで申し込みすれば手に入ります。
PDFの方はタイムラグなしで取得できます。

 

電子の場合、ねんきんネットのアカウントとパスワードが必要です。
ネットで申し込んだ後、IDとパスワードが郵送で送られてきます。
(ネット申請はアカウントが無いと時間がかかります)

 

厚生年金の場合は、保険証で対応できる場合も

申請人や同居家族の全員が会社員や第3号被保険者の場合、ねんきん定期便がなくても対応可能なケースも。
厚生年金は会社が払っている形になるので、会社で入っていることを証明できればOK出ることもあります。

 

ただこの辺の対応は法務局で分かれますので、事前相談や書類チェックの時に法務局の担当官に確認が必要です。

 

関連記事:法務局による帰化の事前相談

 

最終的な判断は受付の法務局になります。
弊所のサイトではございません。
最初から電子版のねんきん定期便や被保険者記録照会回答票を準備するのも良いかもです。
(この辺は読者のご判断になります。)

 

以上がねんきん定期便を失くした場合の対応方法でした。
ここまでお読み頂きありがとうございます。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の帰化申請(日本国籍取得)や在留資格の取得・維持管理。

年間相談件数は、500件を超える。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

【運営サイト】

 

帰化許可申請サポート

 

永住許可申請サポート

 

経営管理ビザ申請サポート

 

配偶者ビザ申請サポート

 

建設業許可申請代行

 

無料相談のご予約

行政書士やまだ事務所の電話番号