兵庫県で帰化申請できる法務局の一覧

 

この記事は兵庫県や神戸市で帰化申請する場合の法務局について。

 

 

兵庫県には、123,125人の中長期ビザでの滞在する外国籍の方が居られます。
韓国、ベトナム、中国の方で全体の68％になります。

 

国籍	人数	割合
韓国	35,928人	29.2％
ベトナム	26,023人	21.1％
中国	22,411人	18.2％

 

引用：兵庫県の県内在留外国人数

 

弊所でも上記3か国の方からのご相談が多いです。
特に中国とベトナムの方は、弊所での相談で1、２を争います。

 

関連記事：ベトナム人の日本国籍取得

 

ベトナムの方の帰化申請は、途中で国籍離脱の手続きが入ります。
（他の国と比較すると期間が長い目になりがち）

 

帰化は神戸地方法務局管内で行う

日本国籍取得するためには、法務局で帰化許可申請の手続きが必要です。

 

この法務局は日本全国にあります。
申請希望者が手続きできる法務局は決まっています。
住所を管轄する法務局です。

 

例えば神戸市東灘区にお住まいの場合、神戸地方法務局の国籍課になります。
他所の法務局（姫路支局など）では出来ないです。

 

帰化申請を検討された方は、最初に法務局に事前相談の予約を行います。
エリアを管轄する法務局の国籍課もしくは代表番号に電話します。
だいたい2週間から1か月後くらいの日時で予約が取れます。
（キャンセル空きで、早く取れるときもある）

 

関連記事：帰化申請の事前相談

 

ここで現在の在留資格や仕事、家族関係などを聞かれます。
その後に要件を満たしてそうであれば、帰化申請書類一覧を貰えます。

 

事前相談の注意点は、相談内容が記録されることです。
（一覧表のメモ欄に記載される）
話さなくても良いことを話してしまうと、後々の審査でも影響があります。
（行政書士が入ってる場合は、事前アドバイスを受けることが可能）

 

兵庫県で帰化申請可能な法務局一覧

兵庫県には法務局が本局1個、支局11個、出張所5個の合計17か所あります。
設置数は大阪府より多いです。

 

この中で帰化申請の対応が可能なのは7つあります。
本局、西宮支局、伊丹支局、尼崎支局、明石支局、姫路支局、加古川市局です。

 

かつては全部の支局で対応可能でしたが、組織再編で7つになりました。
お住まいの住所によっては、距離がある方も。

 

 

 

平成28年に神戸地方法務局で部署の統廃合が行われました。
その結果、管轄が重複する部分があるなど複雑になっています。

 

社支局の管轄だった西脇市、加西市、小野市、加東市、多可郡多可町。
上記の住所にお住まいの方は、本局、姫路支局、加古川支局で一番近い所が管轄になります。

 

洲本支局の管轄だった洲本市、淡路市、南あわじ市は、本局、明石支局で近い方が管轄になります。

 

社支局、洲本支局の管轄だったエリアにお住まいの方は、神戸地方法務局などにお電話して手続きできる法務局をご確認お願いします。