帰化申請する理由について

帰化申請する理由について

日本国籍を取得する理由について、弊所のお客様の傾向と大学の研究調査の結果の両方をご紹介します。帰化申請する理由で多いのは、日本で生活するため次に子供に日本国籍を与えたいなどがあります。
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帰化申請する理由はひとそれぞれだけど…

帰化申請する理由について

 

外国籍の方が日本国籍を取得する理由について。
当事務所のご依頼から得た肌感覚、大学の調査研究で判明した理由の二種類をご紹介します。
帰化の動機書を作成する際の参考文献にご活用頂ければ幸いです。

 

関連記事:帰化の動機書の書き方と例文

 

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帰化の目的は日本国籍を得ることですが、日本の戸籍を得たい理由は人それぞれです。
ご依頼者さまのお話をお聞きすると、一人とて同じ理由をお聞きした事はありません。
申請者一人一人に異なる人生模様がありますね。
弊所は帰化を希望する方に寄り添い最良の結果が出せるように頑張って行きたいと思います。

 

帰化申請の理由:弊所のご依頼者様で多いもの

帰化申請の理由:弊所のご依頼者様で多いもの

 

まずは弊所で依頼・相談された方にお聞きした帰化したい理由をご紹介します。

 

  • 子供に日本国籍を与えたい。
  • 子供が帰化したいと希望している。
  • 夫・妻と同じ国籍にしたい
  • 日本で暮らしたいから
  • 日本で仕事をするうえで必要

 

帰化申請のヒアリングした内容を区分けしたらこの様になりました。
弊所での傾向になりますが、家族が帰化することを希望した場合が多いです。
本人はどっちでも良いというケースで特別永住者の方が多いです。

 

比較的にビジネス系のお話は少ないかなと思います。
当事務所は就労ビザよりも身分系ビザの取り扱いが多いためか。

 

子供に日本国籍を与えたい

研究機関の調査でも上位に入る理由です。
この理由を仰った方達は、子供の年齢で動機が変わってきます。

 

子供が物心つく前に日本国籍を取っておきたい。
日本産まれで日本育ち、だけど外国人という疎外感を、子供には経験させたくないと仰っていました。

 

子供がある程度大きくなった場合。
次は進学前、就職活動が始まる前のタイミングで帰化する事例です。
日本で就職するなら、日本人である方が有利なことが多いです。
子供が警察官になりたいと言っていたので重い腰を上げたと仰るかたも。

 

子供が帰化を希望した

子供が帰化して欲しいと言ってきたので申請をお願いします。
この様な形で依頼の相談される方も多いです。
多いのは就職前後や結婚を意識した段階です。

 

特に印象深いエピソードをご紹介します。
個人情報が分からない様に複数の話を混ぜています。

 

小学生のお子様が修学旅行で海外に行った時のこと。
友達やクラスメイトは日本のパスポートで、自分は外国の旅券。
一人だけ違う入国ゲートで手続き。

 

次の修学旅行は友達やクラスメイトと同じパスポートを持って、同じ入国ゲートから手続きしたい。
だから帰化したいと強く言ってきたから家族全員で帰化しようと思います。

 

家族と同じ国籍にしたい

配偶者ビザのお手伝いした方から相談されるケースです。
ビザ更新のお話の中で、簡易帰化や永住権の要件を満たした事をお話したとき。
帰化申請か永住許可申請を希望される方が多いです。
(ほぼ全員ですかね)

 

割合としては永住許可申請の方が若干多い傾向です。
(帰化で国籍を変えるのは覚悟がいる)

 

帰化申請を希望される方は、夫・妻と同じ国籍にしたい。
もしくは一生日本で暮らすから国籍を変えても問題ない。
または家族の中で自分だけが違う国籍なのは…
(日本人と結婚した場合、子供は日本国籍を取得できるため)
この様にお話される方が多いです。

 

この場合は帰化後の名前も家族と同じに変更する傾向があります。

 

関連記事:帰化語の苗字と名前について

 

日本で暮らしたいから

シンプルですが、強力な動機です。
暮らしたい理由を深堀すると、色々なお話が出て来ます。
仕事の関係だったり、家族が強く希望したり、パスポートだったり…
(パスポートはついで位でしたが)

 

日本で長く暮らして、家族も友人も仕事も何もかもが日本にある。
良いことも悪いこともあるけど、日本以外で生活することが考えられない。
色々な話を総合するとこの様になります。

 

日本で仕事をするうえで必要

日本でお店や会社をしている人で、在留資格の縛りがある。
帰化して日本人になる事で、事業の自由度を上げることができる。
長期的な視点で経営することができる。
在留資格更新があると短期的な収益に走らざるを得ない。
この様に仰ってた方も居られます。

 

大学の調査研究での話

大学が調べた帰化申請の理由

 

ここからは龍谷大学の調査研究で調べた帰化申請する理由について。
「日本の移民政策に連動する帰化制度のあり方」の論文に掲載された情報になります。

 

https://cir.nii.ac.jp/crid/1040000782078938880

 

この研究は龍谷大学経営学部教授Lee Soo im先生が2009年から2011年にかけて行った調査です。

 

調査内容は2011年3月から6月までの官報掲載された帰化許可者の中から、無作為で抽出した1000名の帰化許可者にアンケートを送付して返送された回答を得たものです。

 

1000名に送付して169名から回答が有ったと書かれています。
この研究は1998年から1999年に行われた浅川晃広氏の調査研究を参考に行われました。
調査項目は多岐にわたりますが、今回は帰化申請した理由についての部分をご紹介したいと思います。

 

帰化申請の理由についての調査結果

調査結果の数字を論文より引用いたします。

 

帰化申請の理由 人数 割合
1、就職、職業上のため 8 4.73%
2、永住権を得るため 5 2.96%
3、日本の旅券を得るため 11 6.51%
4、結婚のため 13 7.69%
5、公務員になるため 1 0.59%
6、子供に日本国籍を与える 19 11.24%
7、これからも日本で生活する 83 49.11%
8、進学・通学のため 0 0
9、その他 18 10.65%
無回答 3 1.78%
無効 8 4.73%
総計 169 100%

日本の移民政策に連動する帰化制度のあり方

 

帰化申請する理由で一番多いのは日本で暮らすため

アンケート回答者の約半数が「これからも日本で暮らすため」と答えています。
一番無難な回答だからかと思います。

 

帰化申請サポートでお聞きすると、最初は同じ回答であることが多いです。
個人的にはこの中に色々な理由が含まれているのだと思います。
一言では言い表せない色々な感情が混ざりあっていることがうかがえます。

 

日本人になる利便性を挙げる方、自分のアイデンティティの確立、子供に対する愛情、日本社会への積極的な参加などなど。

 

  • 自分が認識している国籍と紙の上での国籍を一致させたい。
  • 家族と同じ国籍を持ちたい
  • 在留カードや特別永住者証明書を持ち歩きたくない。
  • 役所関係の手続きをスムーズにしたい。
  • 日本の社会福祉制度を活用したい。
  • 日本の参政権を得たい。
  • その他

 

子供に日本国籍を与える

二番目に多かったのが、子供のためという回答です。
回答者数の11%がこれにあたります。
私の事務所でも子供の為に帰化したいと仰るかたは多いです。

 

産まれてからずっと日本で暮らしていると、他所の国で生活するのは難しくなります。
(英語圏やスペイン語圏の様に共通した文化や言語がないため)

 

多くの子供は日本で生活し続ける事になると思います。
そうならば外国籍で居るよりは、日本で帰化した方が進学・就職なども有利になることが多いです。

 

結婚のため

3番目に多いのが結婚のために帰化したです。
回答者の属性までは公表されていませんので、推測になりますが…
特別永住者の方かなと推測いたします。

 

おそらく日本人と結婚する為に帰化すると思われます。
帰化しない状態で結婚すると、国際結婚という形になります。
国際結婚は日本と母国の双方で手続きが必要です。
手続きの煩雑さ、親族の理解など超えるべきハードルが多いです。

 

帰化申請して日本人になれば、ハードルの数や高さが変わります。
日本だけに限らず、何処の国でも同国人同士と国際結婚は別物です。

 

日本のパスポートを得るため

3番目に日本の旅券がランクインしています。
意外と多いのか少ないのか、判断に迷う部分ですね。
日本の旅券は国際的な評価が高いと言われています。
(ノービザで入国できる国が非常に多い)

 

個人的には、旅券の利便性だけで国籍を変える人は少ないと思います。
日本の帰化制度には喪失要件があります。
日本国籍の取得イコール母国の国籍から離脱することになります。
国籍を変えるのは抵抗があると仰るかたは多いです。

 

就職や職業上のため

就職関係を理由とする帰化は、大学生など就活を控えた方が多いです。
日本の会社に就職する場合、日本国籍である方が有利なことが多いです。
就活が始まる前に帰化を希望される傾向にあります。

 

他にも永住権を得たいなど色々な理由があります。
今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。
後日に記事を追加いたします。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の帰化申請(日本国籍取得)や在留資格の取得・維持管理。

年間相談件数は、500件を超える。

 

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