帰化申請での嘘をついたときのリスクをマンガで解説

帰化申請での嘘をついたときのリスクをマンガで解説

帰化申請で嘘の情報を書いたり、不利な情報をわざと書かなかったり、面接で伝えなかった場合のリスクは不許可になる可能性が激増すること。バレないと思っていても高確率でバレます。役所の調査能力は皆が思っているより凄いです。
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漫画、帰化申請で嘘をつく危険性について

漫画、帰化申請で嘘をつく危険性について

 

この記事は帰化申請で嘘をつくことのリスクについて。

 

 

上記のマンガで言いたい事の大半は書きました。
ここからは中身を掘り下げた記事を書いて参ります。

 

本音を言うとこの様な記事を書きたくないのですが…
ご相談を受けていると、虚偽申請の話が出てくることがあります。
帰化申請は正直が一番です。

 

帰化申請はマイナス点も時間が解決してくれる事が多いです。
数年待てば堂々と申請して帰化されるケースも少なくないです。
下手に嘘をついてバレたときは、待ち時間がさらに延びてしまいます。

 

弊所ではマイナス点がある場合、数年間待ってから申請をお勧めしております。
虚偽の内容で申請は、全てお断りさせて頂いております。
融通が利かなくて、申し訳ないですが。

 

融通を聞かしたサポートをご希望の方は、別の行政書士さんに、ご依頼をお願いします。
弊所のモットーは「正直が一番」です。

 

帰化申請で嘘はダメです。

帰化申請で嘘はダメです。

 

結論だけ言うと、帰化手続きで法務局に嘘はダメよです。
虚偽申請は帰化の素行要件に該当します。

 

関連記事:帰化申請の素行要件

 

嘘の内容によりますが、要件に関わる部分だと一発で不許可になる可能性が高いです。
本人も言えば許可にならないから、隠すことが多いのかなと思います。
(記載ミスと虚偽は全くの別物だと思った方が良いです)

 

帰化許可申請の手引きにも嘘はダメとある

 

法務局で貰う帰化許可の手引きにも、事実をありのまま記載するようにと注意書きがあります。
不利な事実を書かなかったことも役所的には嘘扱いになりますのでご注意ください。

 

関連記事:帰化許可申請の手引きについて

 

法務局の調査に非協力的な場合、審査期間が長引く傾向にあります。
少しでも早く結果を求めるなら、審査官が調査しやすい様な書類作成がベストです。

 

帰化の虚偽でよく出てくるもの

弊所は帰化相談が毎日の様にやってきます。
メールや電話からzoomや事務所での面談など。
帰化申請の要件のハードルは意外と高くて、満たすのに時間がかかるケースもあります。
時間をショートカットするべく、マイナス点を隠して申請を…
この様に考える方も居られます。

 

相談でよくあるものとしては以下の様なものが。

 

  • 税金や社保のトラブル
  • 過去のオーバーワーク等
  • 5年以上前の交通違反
  • 借金のトラブル
  • 就労ビザでの仕事内容
  • 経営者や自営業での無許可営業
  • 親族が政治団体の幹部

 

中には本人の責任ではないものも含まれますが。
そうでもないトラブルも少なくないです。

 

比較的に多いなと感じるのは、税金関係や過去の違反歴関係です。
年金も学生時代は免除手続きをしないで、払っていなかったという話もありますが…
学生時代が10年以上前とかなら、大きなマイナスにはならないかと思います。

 

税金の差し押さえや5年以前の交通違反などは、提出書類の上では出てこなくても記載と報告が必要です。
履歴書その2の賞罰欄に記載することになります。

 

関連記事:帰化の履歴書その2の賞罰欄

 

また帰化の面接でも5年以上前の交通違反の有無は質問されることが多いです。
(車を持っている人は交通違反に気を付けましょう)

 

関連記事:帰化申請と交通違反について

 

帰化申請での嘘は高確率でバレる

帰化申請での嘘は高確率でバレる

 

身も蓋もない話をすると…
嘘は高確率で発覚します。

 

まずは役所の調査能力ですが、申請希望者が思っている以上にレベルが高いです。
書類に記載がなくても、役所に記録が残るものなら100%に近い確率で。
一般人が入手やアクセスできない情報にも法務局は、電話やメール1本ですぐに引き出せます。

 

また帰化申請の担当者は膨大な数の案件を処理しています。
虚偽や嘘のパターンも知り尽くしている事が多いです。
長年の感で、何となく分かると言ってました。

 

弊所の行政書士も面談をしていたら、何となく分かることも…
面談や相談で、マイナス点については深く突っ込んでお聞きします。
(申請後に判明したら対処のしようが無いため)

 

また借金についても、調査方法は色々あります。

 

関連記事:帰化申請での借金について

 

知られたくない負債がある場合、綺麗に払ってから申請が良いかと思います。
預金通帳を捨てて、再発行で真っ新な通帳を提出しても意味はないことが。
(この手の工作は疑ってくださいと言ってるようなものです)

 

嘘で不許可後の帰化申請はハード

虚偽申請で不許可になった後、次回の再申請はハードルが高くなります。
法務省に「虚偽申請」という記録が残っています。

 

次の手続きは、大きなハンディキャップを背負った状態からスタートです。

 

確実に日本国籍を取得するなら、時間を味方にすることが重要です。
待つのは非常に大変ですし辛いです。
「急いては事を仕損じる」ということわざがあります。

 

帰化申請に限らず、永住ビザでも待つことが必要なケースは少なくないです。
待てば許可が出る可能性が高くなる事例は少なくないです。
帰化や永住ビザは逃げませんし、申請が突然廃止される制度ではないです。

 

以上が帰化申請で嘘をつくリスクについてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の帰化申請(日本国籍取得)や在留資格の取得・維持管理。

年間相談件数は、500件を超える。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

【運営サイト】

 

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