帰化申請の受付の様子をマンガで解説します。

帰化申請の受付の様子をマンガで解説します。

帰化申請書が完成して、書類チェックをクリアした後は受付(本申請)に進みます。基本的には書類の最終チェック→担当者との面談や宣誓、書類にサインを行います。行政書士が同行や書類チェックを代わりに受けることが出来る局もあります。
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漫画、帰化申請の受付の流れ

漫画、帰化申請の受付の流れ

 

この記事は帰化申請の受付について
最低限の情報は上記のマンガにまとめました。
ここからは漫画の内容を掘り下げて参ります。

 

 

帰化申請の受付は前半戦のクライマックス

帰化申請の受付は前半戦のクライマックス

 

帰化申請は就労ビザや配偶者ビザなどの在留資格より手間がかかります。
法務局の事前相談から始まり、必要書類の収集や申請書の作成、何度も法務局でのチェックを受けて合格が出て始めて受付へと進めます。

 

帰化の書類は独特のルールが非常に多いです。
コピーの取り方にも細かいルールがあったりします。

 

関連記事:帰化申請の書類のコピー方法

 

受付まで進めたこと、本当におめでとうございます!
帰化の前半戦はクリアしました。
あと残すは面接などの後半戦です。

 

関連記事:帰化申請の流れ

 

受付に進むまでに、数か月から数年かかるのが帰化申請です。
(人によっては受付に行く前に力尽きる人も…)
力尽きそうだと思った方は、弊所にご連絡ください。

 

帰化の受付の流れは以下の通りです。

 

  1. 受付の予約
  2. 書類の最終確認
  3. 担当者との面談

 

①の受付予約は、書類チェックで何度もされていると思いますので割愛します。

 

予約を入れた日時に法務局の国籍課へ向かいます。
この時の服装や持ち物は別記事で紹介しております。

 

関連記事:帰化申請で法務局に持参する物や服装

 

帰化書類の最終確認

受付で帰化書類の最終確認

 

受付で最初に行うのは、完成した書類の最終チェックです。
何度もチェックされているのに、またチェックするの?
そう思われるかもですが、受付でのチェックが本当の確認になります。

 

国籍課の担当官が1枚1枚確認していきます。
名前のスペルや生年月日等の情報が、住民票や本国の証明書と一致しているかをチェックします。
申請書に書かれた内容を添付書類と合っているかチェックするので非常に時間がかかります。
(おおむね1時間程度はかかると思った方が良いです。)

 

かなりプレッシャーがかかる時間でもあります。
提出前に何度も確認したと思われますが…
最終チェックに出すと、どこかに記入ミスや漏れが出てきます。
簡単に修正できる部分は、その場で修正します。

 

しかしながら、書類不足や致命的な記載ミスの場合…
ここで終了となり、再度予約を取り直す破目になります。

 

家で最終確認したときに、書類の一部をファイルに入れ忘れることもあります。
チェックした時に何となく別の場所に置いた事を忘れてしまう。
最終チェックの時に、抜けに気が付いて血の気を引く思いをした人は少なくないです。

 

帰化申請の受付と担当者との面談

帰化申請の受付と担当者との面談

 

申請書一式の最終チェックが終わりましたら、書類は受付担当へと回されます。
申請者は個室から待合室で担当者から呼ばれるのを待ちます。

 

10分か15分前後で名前が呼ばれます。
別の個室へと通されて、帰化の担当者が決まります。
(書類チェックした人とは別の人が多い)

 

まずは担当者との顔合わせでお互いに自己紹介。
次に申請書の日付と最下部に署名をします。
(申請書で空白にしておいた部分)

 

関連記事:帰化申請書の書き方と記載例

 

次に宣誓書の読み上げを行います。
帰化の宣誓書の見本

 

関連記事:帰化の宣誓書

 

日本人として日本国憲法や各種法令を守り善良な国民になることを担当者の面前で誓います。
読み上げが終わったら、日付と名前を記入します。

 

宣誓と署名が終われば、帰化の受付票が交付されます。
サイズはA4用紙を半分に切った大きさ(A5サイズ)です。

 

帰化申請受付票の見本

 

上記の写真が実際の帰化受付票の見本です。
下半分は法務局の連絡先や電話番号があります。
(こちらの画像では切り取っています)

 

受付票の上部に受付年月日と受付番号が書かれています。
下には事情が変わった時に法務局へ連絡する項目が書かれています。
法務局の担当官からも説明があります。

 

ちなみに永住許可申請にも了解書と呼ばれる書類があります。
内容は帰化受付票と同じような内容です。
こちらは報告することを誓わせる形です。

 

関連記事:永住ビザの了解書について

 

これらが終わったら、担当者との軽い面談があります。

 

  • 申請書を作るのは大変でしたか?
  • 交通違反を起こしていますか?
  • 宣誓書はどういう意味でしょうか?

 

などなど雑談があります。
実際の所は日本語能力の確認だと思いますが。
日本語に問題がない人にとっては、どうってことも無い話です。
(そうでない人にとっては…)

 

法務局によって、やり方が違う

最後に帰化の受付を見てきましたが、法務局によって進め方が異なります。
持ってくる資料の種類が微妙に違ったり、
行政書士の同行が認められたり、一切ダメな場合もあったり。
法務局によって対応が変わります。

 

特に行政書士の同行ができる、出来ないは大きいです。
書類チェックに申請者と一緒に入って、行政書士がフォローできるところ。
逆に書類チェックは同行不可で、担当者との打ち合わせは同行できるなど。
(その逆もあります)

 

帰化申請者にとって、国籍課は敷居が高い場所です。
一生を左右する手続きなので、非常に緊張もしますし心細い思いをされる方も。
この様な場合に行政書士が居ると心強いです。
この部分は行政書士に依頼するメリットの一つです。

 

大阪法務局の場合

大阪市を管轄する大阪法務局は、書類チェックは行政書士が単独で行えます。
申請者は待合室で終わるまで待機になります。
自分で数百枚ある書類を説明する手間が省けるのは大きなメリットです。
(法務局の職員側にとっても説明が楽になる利点あり)

 

次の担当者との面談は、行政書士の同行不可です。
私たちは終わるのを待ち続けます。
受付で一番大変な書類説明が無いだけでも大きいかと思います。

 

以上が帰化申請の受付の流れでした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人

 

行政書士やまだ事務所 所長

 

行政書士 山田 和宏

 

日本行政書士会連合会 13262553号

大阪府行政書士会 6665号

申請取次行政書士(大阪出入国在留管理局長承認)

大阪府行政書士会 国際研究会会員

大阪府行政書士会 法人研究会会員

 

【適格請求書発行事業者】

インボイス登録済

番号:T1810496599865

 

【専門分野】

外国籍の方の帰化申請(日本国籍取得)や在留資格の取得・維持管理。

年間相談件数は、500件を超える。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

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