帰化申請、事業の概要の書き方と記載例

事業の概要とは、会社経営や役員、自営業の方が帰化申請する時に作成する資料です。書き方と記入後の見本を帰化専門の行政書士が図解を用いて分かり易くご説明いたします。事業の概要は複数の会社経営の場合、書類も複数枚必要です。

帰化申請の事業の概要とは

帰化申請、事業の概要とは

 

この記事は事業の概要の書き方と記載例について。

 

 

行政書士やまだ事務所の電話番号

 

 

 

 

この書類は帰化申請で、申請者と同居家族が個人事業主や会社経営者、会社役員の場合に提出します。

 

経営する事業の内容を報告するもので、複数の会社を経営されている場合は、全部の会社ごとに事業の概要を作成します。

 

記載内容は以下の通りです。

  • 会社名
  • 所在地
  • 直前の決算期間
  • 開業年月日
  • 経営者の名前と関係
  • 営業の内容
  • 許認可の番号
  • 資本金
  • 従業員数
  • 直前の決算内容(損益計算書)
  • 借り入れの内容
  • 主な取引先

 

この様に非常に細かい内容を1枚の用紙に記入していきます。

 

 

帰化許可申請書の無料ダウンロード

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弊所では訪問者様への感謝の気持ちを込めまして、2022年最新版の帰化申請書書類一式のPDFをご提供しております。

 

ご自身で申請書を作成予定の方や書き損じて書類が足りなくなった方は、上記の画像リンクからダウンロードページにて書類をダウンロードしてご活用いただければ幸いです。

 

事業の概要の白紙見本

事業の概要の白紙見本

 

こちらが事業の概要の見本になります。

 

行政書士パソコン
 

この用紙を見るだけでもウンザリすると思います。
それくらいに細かい情報を入れる必要があります。

 

事業の概要の記載例

事業の概要の記載例

 

こちらが行政書士やまだ事務所が、架空の会社の情報を使って記入した事業の概要です。
事業内容は建設と不動産業を営む会社です。

 

架空の企業なので、いかなる団体や個人さまとも関係は一切ございません。

 

事業の商号や経営者など

事業の概要の称号など

 

まずは事業の概要の一番上から解説いたします。
ここは会社の所在地など基礎情報を記載する欄で構成されています。

 

商号等

会社名や個人事業なら屋号を記載します。
会社名は会社の登記簿から、個人事業は確定申告書に屋号を書いているなら、それと同じ名称を。

 

期間

直前の決算期の情報を記載します。
個人の場合は去年の1月~12月を記載します。
例:令和3年8月~令和4年7月

 

年は西暦はNGで、必ず和暦で書きます。

 

所在

会社の本店所在地の住所を書きます。
これも登記簿などを参考に記載してください。
住所の丁番は、「ー」は不可です。
必ず丁番号を使用します。
例:3丁目2番17号

 

開業年月日

会社や事業がスタートした日時を書きます。
法人の場合は、会社設立の日。
個人事業は、税務署に開業届を出して受付印を貰った日。
(青色のスタンプ)
ちなみにこちらも和暦です。

 

経営者

会社の代表者、個人事業主本人の名前を書きます。
下に経営者と申請人の関係を記載します。
例:本人、役員、父母、長男、兄弟姉妹、その他。

 

許可番号や営業の内容

事業の概要、許可番号や営業の内容

 

次の項目は会社の業種や許認可に関する内容です。

 

営業の内容

営んでいる事業の業種を記載します。
法人の場合は、定款や登記簿に記載した内容を書きます。
(業種が多いと書くのが大変です。)
個人事業の場合は、実際に行っている業種。

 

例:建設工事の施工、不動産業、行政書士など

 

許認可の年月日と番号等

会社や個人事業で使用している許認可の番号などを記載します。
役所から発行された許可証などを参考に記載します。
例:(般-30)第333333号、平成30年3月など

 

営業資本

法人の場合は資本金を記載します。
定款や登記簿、決算書に書かれた数字を参考に。
個人の場合は資本金の概念が無いので「0」でも大丈夫です。

 

従業員数

会社のパート・アルバイトを含めた従業員数を記載。
専従者の欄には、家族従業員の人数を書きます。
(確定申告の専従者欄に書いた人数を参考に)

 

事業用財産

会社や事業で実際に使用している資産を書きます。
具体的には、店舗や自動車、機械器具など。

 

財産の名称だけではなく、個数や種類も一緒に掲載します。
例:店舗(木造2階建て)、営業用軽自動車2台などなど。

 

決算の内容

事業の概要の決算欄

 

この欄には直前氣の決算データを記入します。

 

決算データ

法人の場合は確定申告の決算報告書、個人事業主は確定申告の内容を記載します。
体裁が企業会計の形になっているので、個人事業の場合、若干の切り分けが必要になります。

 

利益

この欄に記載する利益は純利益、最終利益を記入します。
青色申告の数字で言うと、各種控除前の所得が該当します。

 

利益率

ここで言う利益率は、総売上純利益率の事を指します。
具体的な計算方法は、総売上を利益で割り100を乗じた数字になります。
例:24000÷803×100=3.3%

 

事業の負債

事業の概要、負債の欄

 

次は金融機関やノンバンクから資金調達した内容を記載します。
借用書や契約書に書かれた情報を元に作成します。
かなり詳細な情報が必要になります。

 

借入年月

資金調達した年月日を記入します。
和暦で該当する方に丸をつけます。
(令和の場合は、令和と記入)

 

次のマスには年を記入します。
その隣には月を書きます。

 

借入先

資金調達した金融機関やノンバンクの名前を記入します。
個人からの借り入れも含みます。
金融機関の支店名までは不要です。

 

例:日本政策金融公庫、北おおさか信用金庫、みずほ銀行、山田和宏など。

 

借入額

最初に借り入れした金額を記入します。
単位は万円です。
例:1000万円。

 

期末残高

直前期の終了時点での残債です。
直近の決算書に記載した借入金の数字を記入します。
例:250万円など。

 

返済の方法

契約書に書かれた返済方法を書きます。
例:毎月5万円返済など

 

借入の理由と返済状況

外部から資金調達した理由と返済が順調に進んでいるかを記載。
例:開業資金、設備投資、運転資金、納税資金、賞与資金など。
例:遅滞なく返済している。現在リスケを行っているなど。

 

取引先

事業の概要の取引先欄

 

事業の概要の取引先欄です。
会社の主要な取引先を記載します。

 

名称または代表者名

主要取引先の名称を記載します。
先方が個人事業の場合は、代表者の名前を書きます。
例:○○製作所(株)、(株)○○工務店、(株)ダマヤカンパニー、山田○○など。

 

所在

主要取引先の所在地を記載します。
正確な住所で、都道府県名から。
丁番は、ハイフン使用はダメ。
例:大阪府大阪市城東区成育5丁目20番25号ルシエル関目101

 

電話番号

取引先の電話番号を書きます。

 

年間取引額

先方との年間取引額を記入します。
数字は直近の決算の数字から拾いだします。
単位は万円です。

 

取引の内容

取引先との仕事内容を書きます。
例:資材の購入、鮮魚の仕入れ、業務用システムの維持管理など。

 

取引期間

先方と仕事をしている年数を記入します。
例:開業時から、2年、4年、6年など。

 

備考欄

備考欄には主要取引銀行の名称を記載します。
こちらは支店名までキッチリと。
例:逢坂銀行清水谷支店など

 

行政書士のお辞儀
 

以上で帰化申請の事業の概要を終了します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました、

 

 

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